2017年3月16日木曜日

全国兄弟会が養成研修会を開催

3月11日~12日
   名古屋 南山学園研修センターにおいて

養成テキスト試作版の使い方を研修


 在世フランシスコ会の入門から生涯にわたる養成資料は、日本全国8地区又は60の各地兄弟会で種々の資料を使って養成のための勉強が行われています。
 現状は「フランシスコとともに」(赤い表紙の本)や国際からの養成資料、「初期養成テキスト」等を使い、主に霊的補佐によって養成が行われていますが、在世フランシスコ会も含めたファミリーでは高齢化が深刻な悩みとなっている中、兄弟会会員での積極的な養成が望まれ、そのための共通の養成テキストの作成が望まれていました。

 テキスト作成は4年程前から開始され、OFM conv谷崎新一郎師を中心に進められていましたが、「入門期(入会式までの準備)のためのテキスト」第1章から6章と解説版、「入会式後の初期養成のためのテキスト」第1章から22章と解説版、それぞれの試作段階版が出来上がったことで、3月10日から行われた全国評議会の中で、特別に11日から12日にかけて各地区養成責任者と各地区霊的補佐が集まり研修会を行いました。内容は養成者を対象としたもので、試作段階版を使ったテキストの使い方や進め方、解説版の使い方などを研修しました。短時間ではありましたが大変濃ゆい研修の中、フランシスコのように=キリストのように生きることを学びました。

 テキストの発行は1年後と計画されていますが、各地での試作段階版を使った試行を重ね、フィードバックでの修正を加え、より良いものの発行を目指しています。

 今回試作した「入門期(入会式までの準備)のためのテキスト」は、在世フランシスコ会の基本的な事柄が書かれてあるので、既誓約者にも是非味わってほしいとの全国兄弟会会長からの願いもありました。
              (広報 深堀)