2017年4月23日日曜日

アジア・オセアニア会議模様 ③ 「統計から見た現状」

 昨日の養成に関する話し合いに続き、在世フランシスコ会のアジア・オセアニア地区の統計から見た現状が国際議長団のアウグスティン
さんからなされました。


 アジア・オセアニア地区の中の17の国に在世フランシスコ会のがあります。日本、韓国、フィリピン、ベトナム、台湾、タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、インド、パキスタン、オーストラリア、ニュージーランド、そして昨年に8人の会員が終生誓約をすることにより、加わったミャンマーの14ヶ国がローマ本部から承認された国家レベルでの兄弟会(National Fraternity)。これから承認を受けるべく準備中なのが、中国+香港、パプアニューギニア、スリランカの3ヶ国の兄弟会です。


 すべての国の兄弟会が、全国選挙会議をこの3年中に行った一方で多くの国は、この6年間に兄弟的・司牧的訪問を受けていないので受けるようにしてもらいたい。これら在世フランシスコ会会員が存在している国の人口は、世界の48%、カトリック人口は、12.4%に過ぎないものの、世界の在世フランシスコ会会員の21.7%が住んでいる。それぞれの国によりカトリック教徒の占める人数はかなり違う。フィリピンは、約86%がカトリックだが、日本は1%に満たない。しかし、アジア・オセアニアでは、熱心なカトリック教徒のうち在世会員は、30.8%にも及ぶ。中国のように地下でカトリック教徒が増えている国もあるが、日本、オーストラリア、ニュージーランドは、カトリックの人数そのものが減っているため在世会員の数も減少がちである。


                                                レポート 竹田 文彦

0 件のコメント:

コメントを投稿