2017年11月8日水曜日

在世フランシスコ会 第XV回国際総会005・006

005
昼休みを挟んで国際議長団からの報告が続きました。

   この3年間に80ヶ国に渡る様々な国々で選挙が行われ、国際議長団から議長と証人が派遣されてきました。一方で、6年に一度、受けるべきとされている兄弟的訪問、司牧的訪問に関しては、各国の評議会からあまりリクエストが来ませんでした。 (日本は、2010年に受けているのですでに6年を経ていますので近々、受けねばなりません。)

各種委員会の活動としては、
① コミュニケーション委員会  - Facebook などを用いて在世フランシスコ会内部だけではなく社会一般にその存在と活動を理解してもらえるようにしたり、ニュースレター “Franciscan Vox” を1年に2回、4ヶ国語で発行したりしました。

② JPIC委員会 - 環境、貧困問題など世界的規模で取り組まなければならないについて様々な仕方で積極的に取り組みました。

③ 家族委員会 - 家族生活は、「家族は、三位一体的愛の証し」をテーマに活動。家族の大切さ、結婚の意味について様々な養成、研修会を世界中で展開しました。

④ 養成委員会  - それぞれの国において会員の養成が効果的に行われるために養成に役立つテキスト等を提供できるように努力しました。

⑤ 法制委員会 - 各国の規則の見直し、議長団、各国の評議会からの会憲、規則についての質問に答えるなどの仕事をしてきました。

⑥ フランシスカン若者育成委員会 - 2016年、ポーランドでのWYD(= world youth day) の前に国際議長団と委員会は、クラコウで7月22日から25日にYufraの国際集会を開催し、24のYufra兄弟会から約100人の若者たちが集まりました。

⑦ 財務委員会 - 会則25条、会憲30条3項が厳守されるように議長団とともに努力した結果、財務状況を正確に、即座に把握できるシステムが確立した。また2014年に44ヶ国しかなかった国際兄弟会への献金が2017年には72ヶ国に登りました。嬉しいことに多くの国の兄弟会が国際的に協力していくことの大切さに気がつき始めています。
 国際議長団は、より少ない財源にも関わらず、とても良くやっていると評価すべきでしょう。




006
 さらに、総補佐委員会 (4人の国際総補佐で構成)からの報告が続きました。まず総補佐の顔ぶれが以前からかなり変わり、以下のメンバーになりました。


  ペドロ神父様  (フランシスコ会 南アフリカ)
  アルフレッド神父様  (コンベンツァル聖フランシスコ修道会 インド)
  フランシス神父様  (カプチン会 カメルーン)
  アマンド神父様  (TOR メキシコ)


 総補佐は、証人として各国の選挙会議を訪問するとともに司牧的訪問を行ったり、各種委員会の活動に協力しました。


 私が、総補佐の新しい顔ぶれを見て感じるのは、全員、ヨーロッパではなく、アフリカや南米、南アジア出身であることです。



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