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総会4日目、スペイン語ミサ、朝食に続いて、世界中に広まる在世会員たちの一致と兄弟的交わりのために努力され、1990年11月3日になくなった初代フランシスコ会総長マヌエラ・マティオリを記念。彼女の伝記の出版が報告されました。
その後、いよいよ本総会の作業課題、”Insturmentum Laboris” の各セクションに関する討議が始まりまた。”Insturmentum Laboris” は、日本兄弟会の皆さんにも話し合って頂いた 国際からの宿題、“全世界に広がる在世フランシスコ会をすべての段階においてどのような形で運営すべきでしょうか” に対する各国からの回答をもとにまとめられたものです。(国際議長団から提案されたものではない点を注意して下さい。「上から下に」出されたものではなく、末端の各地兄弟会からの提案を集約したものなのです。)
その中で優先課題とされた8つの領域のうち最初の6つが、今日のグループ討議の課題になりました。
① 養成 - 提案: 在世会会員養成のための国際事務所を恒常的に設立する
② 兄弟的生活 - 提案: 中央集権的ではない在世会の在り方を作る。ヨーロッパや南米における在世会の在り方が模範でも絶対的でもない。それぞれの国の現状に合わせて在世会はあらねばならない。しかし、どのようにしてそれは可能なのか?
③ 兄弟的で福音的世界の建設 - 提案: JPICに関わる国際事務局を恒常的に在世会の中に設ける。
④ リーダーシップ - 提案: すべての誓約会員のデータを国際的に把握し、各会員の能力を活用する。さらにリーダーの訓練のための材料を提供する。他のフランシスカン家族との協力も必要。
⑤ コミュニケーション - 提案: 国際コミュニケーション事務局を恒常的に設ける。
⑥ 財務 - 提案: 在世会員はすべて会費を払う必要があることを徹底させる。(例外はない。) そのために国際兄弟会は、すくなくとも年に4回、すべての国の在世会に財政状況について連絡する。
初代在世フランシスコ会総長の伝記を紹介する副総長。後ろ右は、前総長。
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